Koji Yamamura in Vancouver

先日、山村浩二さんが文化交流使としてエミリーカー大学で講演するべく、バンクーバーにいらっしゃいました。


エミリー・カーのマーチン・ローズさんに誘っていただいた、アニメーション作家アンさんのご自宅で開催されたランチパーティーバンクーバーのアニメーターたちが大勢集まりました。





パーティーにはマーヴ・ニューランドさんの姿も。オタワ映画祭に行った際、今、バンクーバーに住んでいるという事を伝えると、何人かの方が「マーヴ・ニューランドさんがいるよね」と言っていました。はじめはマーヴさんがどなたかわからなかったのですが、後にあの『バンビ・ミーツ・ゴジラ』の作者だと判明。さらに、チェコのアニフェストにて僕に賞を与えてくれた審査委員の一人だったのです。バンクーバー滞在中、一度はお会いできるかなとは思っていましたが、こんなに早くお会いできるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです。

最初にマーチンさんに紹介してもらった時は軽い挨拶でその場を後にし、こっそりマーチンさんに「あの人はバンビゴジラの監督ですよね?」と確認した後、恐る恐る「HAND SAOPという作品を知っていますか?」と聞くと、とても興奮した様子で、「まさか君が監督か!?どうしてここにいるんだ!!」と言ってくださいました。作品の事をとても良く思っていてくれて、アニフェストでももっと良い賞をあげたかったと言ってくださいました。ミスター・バンクーバーと呼ばれる方にこんな風に言っていただき、とても感激しました。


パーティーの後、講演まで時間があったため近くのビーチで日が沈むのを見、自宅に山村さんを招いてお茶。さらに、少し早めに大学のあるグランビル島に行き、偶然会ったマーチンさんと食事をとりました。





講演はたくさんの観客が集まり、内容もとても素晴らしいものでした。同じ映画でも見る場所や観客の反応などで印象が変わるから不思議です。





終了後は質問&サイン攻め。一時間近く続きました。サイン会が終わるのを待っていると、マーヴさんが声をかけてきて、DVD(お手紙付)をいただきました。バンクーバーで作っている新作に興味があるから見てみたいとのこと。本当にうれしいお言葉です。



講演後の2日間、山村さんを観光案内させていただきました。映画祭参加でもなく3日間も山村さんと遊ぶという事は後にも先にもこれっきりだと思うので、満喫させていただきました。





しかし、バンクーバーは異常な寒さ。あまりにも寒くて思わず笑ってしまう事が多々。それも含めてとても楽しかったです!!