水江未来と関口和博

嬉しいニュースが飛び込んできました。水江未来くんの「「DEVOUR DINNER」」がスペインで行われたアニマドリッドで準グランプリを獲得したとの事です。
また、セルビアのANIMANIMAでは、「JAM」が、Artistic Achievement賞を受賞したとの事。おめでとうございます!!

水江君とは年齢がそれ程離れておらず同時代に活動しているにもかかわらず、あまりコンペや映画祭などでご一緒する機会がありませんでした。お互い作品も顔も名前もわかっていたのにお話ししたことはなく、つい最近になってようやくご挨拶させていただきました。

海外映画祭へのエントリーって、映画祭自体の存在を調べて、英語の規約を読んで、英語でエントリーフォームを書いて海外へ作品を郵送しなければならず、お金も時間もたくさん使う、ものすごく面倒臭い作業なのです。水江君の作品はこれまで世界10ヶ所50以上の映画祭で上映されていて、地道に海外映画祭へのエントリーを続ける姿勢には本当に感心します。ちゃんと結果を出してるし。すごいなー。

自分もそろそろ『HAND SOAP』を海外映画祭へエントリーし始めなければと焦りまくりました。こうやって刺激を与えてくれる作家さんが周りにいるっていうのはありがたいことです。

MIZUE MIRAI WEBSITE!!


今日、非常勤講師をしている阿佐ヶ谷美術専門学校で関口和博さんに作品DVDをいただきました。関口さんはキャリアも長く、80年代(もっと前かな?)から活動なさっている作家さん。近作の何本かを観た事はあったのですが、もっと観たいと思いながらも機会に恵まれずにいました。今回のDVDで初めて観た『igi』『memory of cell』、凄く良かったです。この二本、細胞を感じさせる(モチーフにした)作品なので、水江くんのニュースを知った直後だっただけに、凄い偶然があるものだと嬉しくなってしまいました。水江くんは関口さんの作品観た事あるかなあ。新旧細胞対決上映を企画したい。