コンテンポラリー・アニメーション入門第二回

今日はアップリンクへチラシを渡しに行ってきました。チラシは2000枚刷ったので、その半分の1000枚を渡したのですが、もう2000枚あると嬉しいとの事だったので、急いで追加分を刷ろうと思います。チラシの表紙がインパクトがある一方、ものすごく気持ち悪いので、せっかくだから違うバージョンでもう2000枚刷りたいのですが、チラシに使えるほど大きく作っている原画があまりないので(この辺はデジタルで作画している弊害です)、少ない選択肢の中どうするかとても悩んでいます。



アップリンクを後にし、横浜の藝大で行われた公開講座『コンテンポラリー・アニメーション入門第二回』へ。今回のテーマは2000年代の抽象アニメーションで、クリス・ヒントンとマルコム・サザーランドを中心としたものでした。

クリス・ヒントンの『cNote』やっぱり好きだなー。小難しい事はよくわからないけどカッコイイから好き。緊張感の作り方もうまいし、大胆なフリして凄く上品で繊細。広島ではコンペ外のプログラムで流れていて「なんでこの作品が落とされてあんなろくでもない作品が通ってんだよ!」と土居君と話したのを覚えています。広島での『cNote』上映中、すぐそばで観ていた小学生達が声を出して笑っていました。抽象アニメーションで声を出して笑うなんて想像もしていませんでしたが、その見方は凄く正しいと思うし、クリス・ヒントン自身が見たら大喜びする風景だと思います。この作品観ると一回は抽象作ってみたいと思ってしまう。

一方でサザーランドの作品はあまりハマっていなくて、今回もそこまで心ときめきませんでした。ただ、フィルモグラフィをみると作品の多さにビビリます。同じような年齢なのでかなり焦ります。僕もいつの日か会った事もない外人を焦らせてやりたいものです。

ルネ・ジョドワン『三角形のダンス』は今まで観た中で今日が一番良く観え感動。山村さんの「作家は自分が見たり聞いたりした物を一度自分の中で抽象化してから別の形で作品化する」という話にはとても共感しました。


イベント終了後、出口で上映会のチラシを配り(受付に置いておいたのに誰も持っていってくれなかった。やっぱり気持ち悪過ぎたんだ・・・)、打ち上げに参加。水江君や上甲君達が山村さんと真面目な話をしているのを横目に、僕は土居君からキャバクラや合コンの実態についてを聞いていました。