文化庁 アサビ ロッテルダム

今、文化庁の新進芸術家海外研修制度へ申し込んでいて、昨日はその面接でした。たぶん、そこでされた質問や審査員が誰かというのはここに書いちゃいけないと思うので書きませんが、思ったよりたくさん人がいて驚きました。
緊張してないと思ってたけど、終わった後口がカラカラに乾いていたので、それなりに緊張していたのだと思います。合格したら来年の夏からバンクーバーへ行く予定です。


帰りにアサビへ寄り成績表を提出。ついでに、もしこの海外研修が実現した場合、来年度からの授業をどうするかを話してきました。いない間の1年間だけということで誰か代わりにお願いできる方を紹介していただけるのであれば、また帰国後もお願いしますと言って頂き、感謝感謝です。


近所の本屋で英会話の本をいろいろ立ち読み、「インプットは中学英語レベルで十分なので、後は地道に単語を覚えながらアウトプットの訓練を積むべし」と書いてある本を見つけ、その言葉を信じて中学英語を復習しています。


帰宅するとロッテルダム映画祭から『HAND SOAP』を上映したいというメールが届いていました。おそらく、イメージフォーラムに預けていたものをプログラマーが見て気にいってくれたのでしょう。ロッテルダムは規模もかなり大きく、実験的な作品も積極的に扱っているとても素敵な映画祭なのですが、手放しには喜べませんでした。

実は『HAND SOAP』はベルリン映画祭にエントリーしていて、そこはインターナショナルプレミアしか募集していないのです。上映されるかどうかの結果が出るのはもう少し先だと思うのですが、選ばれる可能性はもちろんきわめて低いです。ここで可能性の低いベルリンのために、作品を観てわざわざメールをくれたロッテルダムを蹴って良いものか・・・。悩みに悩みました。たくさん悩んで、結局ロッテルダムで上映してもらうことに決めました。知名度はもちろんベルリンの方がありますが、好感が持てるのはロッテルダムの方だったので。ベルリンにエントリー取り消しのメールを送っておいた方が良いのだろうか。ほっといても選ばれないだろうという気もするけど、万が一の時にトラブルになっては困るしなあ。

承諾の意図を伝え、エントリーフォームに記入して送ると、すぐにゲスト担当者、プレス担当者、プログラマーからのメールが届き、今度は現地へ行くかどうかの悩みが。一度は行ってみたいと思っていたし、『HAND SOAP』海外デビューの瞬間なので、立ち会いたいとも思ったのですが、交通費はもちろん、ホテル代も2泊分しか出ないみたいだし、うーん、どうしよう・・・。牧野君も上映が決まっているみたいだけど行くのかなあ。開催は1月下旬からです。

http://www.filmfestivalrotterdam.com/
このチラシ、よく見るとハーモニーコリンとか吉田喜重とか崔洋一って書いてあるけど、何なんだろう。特集上映されるのかなあ。単にかつて上映されたって事かな。