ザグレブ日記⑦

6月6日

クロージングセレモニーが終わったものの、実はこの日がザグレブ最終日。他の参加作家達はほとんど帰国し、日曜日で人通りが少ないこともあり、祭りの後の寂しさがあった。プログラムを一つだけ観て、後は和田君と町を散策しのんびり一日を過ごす。


夕方合流した水江君、田中さん、北村さんと5人で食事。女子二人と別れた後、3人でパフェを食べた。


「和田君からは見えないけど、向こうに可愛い娘がいるよ」と写真に撮って見せる自分。


「いやいや、大山さんからは見えませんが向こうにもなかなか素敵なレディーがいますよ」とカメラを向ける和田君。写った自分と水江くんの滑稽さに悲しくなった。


水江君が何とか背後のレディーを見ようと身をよじり不自然な格好で指の隙間から覗き込むという暴挙に出たため、慌てて二人で注意。今回の旅で想像以上に水江君がバカだということがわかり、大好きになった。


夜、ホテルでチラシの挟み込みをし、アヌシーに備えた。


さよならザグレブ。ありがとうザグレブ