Into Animation 2日目

前日の上映で、なぜか、お客さん全員が自分の作品に対して不快感しか感じていないという錯覚に陥ったため、夜眠れず。徹夜明けで会場に向かうも、電車で寝過ごし遅刻をしてしまいました。菊名で意識がなくなり、目が覚めたらまだ菊名でした。終点まで行って帰ってきたようです。

午前中は寂しいものでしたが、午後になるととてもたくさんのお客さんが来てくださり、特にワークショップのコーナーが盛り上がっていました。子供たちが楽しそうにアニメーション作りをしているのをみていると、心が和みます。
僕も少しやってみましたが、他の参加者達の方がはるかにうまく、「わー」と拍手をいただいたところで恥ずかしさは増すばかり。だけど楽しかったから良しとします。
受付でボーっと座っているだけという当番がほとんどだったので、明日以降はここで子供に教える当番をやってみたいところです。協会の方が気づいていないだけで、僕は本当は子供が好きだし、子供に好かれる人間なんです。
子供といえば、(この写真とは何の関係もないのですが)、持込上映のコーナーで作品発表をした保田君(推定10歳)の作品がとっても良かったです。学生CGコンテストにエントリーしてほしいなあ。


上映ホールの裏では変わりばんこで休憩している会員達の姿。ふと気がつくと、ものすごい面子が勢ぞろいだったので、思わず写真を撮ってしまいました。


山村夫妻と一緒にいる時間が長かったため、お話しているうちに、昨日の落ち込みはだいぶ和らぎました。『大山慶のアニメーション』のチラシをみた親子、母親が「言うこと聞かないとこんな風になっちゃうよ」という、耳を疑うような発言をしたことも、今では「教育に役立ってよかった」と笑い飛ばせます。明日の上映は朝一だ。明日は堂々と舞台挨拶するぞ!


水江君から、「抽象アニメを作って発表するグループの結成を計画してるんだけど入ってよ」と誘われました。僕も先日の「コンテンポラリーアニメーション」を観て以来、「抽象作品を作るとしたらどういうものを作るべきか」ということをちょくちょく考えており、そんなことを考えながら大井文雄さんの作品を大変興味深く見ていた事もあり、とてもタイムリーではあったのですが、実際にじゃあ作ろうとなったとき、新しい試みや本当に表現したいものがあるわけではないので、結局、どこかで観たことのあるものの2番煎じになってしまいそうだったので、即答は避け、仮入部にしていただきました。

抽象かー・・・。抽象ねー・・・・。
納得のいく作品が作れるまで、結構時間がかかりそうだなあ。